hypocrisyまとめ

pixivにアップしている小説『hypocrisy』まとめ。

1回戦第1部まとめたよ

まんまです。コピペです。それでもよければどうぞ。

 

 

『hypocrisy』

 

 

 

プロローグ

 

 

 

   僕の名前は斉木楠雄、超能力者だ。

   楠雄(さっきから何か違和感を感じるな・・・

               またいつものか・・・)

 


   楠雄(・・・っ!?)

 

 

 

   妖夢幽々子様~!お茶しましょうよ~!」

 


   幽々子「はーい!ちょっと待ってね~!」

 


   妖夢「!?」

 

 

 

   クラウド「まだ来ないのかティファ・・・。少しここら辺を見てみるか・・・」

   クラウド「・・・!?」

 

 

 

   ???「抽選者が続々と強制移動されてくるのサ。」

 


   ??「ふふ・・・楽しみだよ・・・」

 


   ????「どうなることかしら・・・」

 


   ??「今回は、斉木楠雄、魂魄妖夢カービィクラウド・ストライフ鹿目まどかノクティス・ルシス・チェラム野比のび太が参加するのか。」

 


   ????「まあこのメンバーでやってみる価値はあるものね・・・」

 

 

 

カービィ「ここは・・・どこ?」

 


妖夢幽々子様っ!?どちらに!?・・・いや、これは私が・・・!」

 


クラウド「くっ・・・突然時空食いに囲まれたかと思ったら・・・」

 


ノクティス「・・・えっ?何?」

 


鹿目まどか「鳥かごの魔女結界じゃなかったの!?」

 


のび太ドラえもんっ!?」

 


楠雄(やれやれ・・・困ったもんだ・・・)

 


謎の声が聞こえてくる。

??『やあ、7人の抽選者たち、このゲームへようこそ。』

 


楠雄(この声は・・・空助!)

 


空助『おやおや、早速バレたようだね、楠雄。そう、僕は斉木空助。まあ、その話は置いといて、ルール説明に入ろうか、マルク。』

 


カービィ「マルク!?」

 


マルク「おいおい空助、バラしてるんじゃねぇのサ、チッ。取り敢えずルール説明なのサ。

1つ、このゲームから抜け出せ。抜け出した者のみ、一つだけ【願い】が届く。

2つ、このゲームでは脱出を妨害し、見つけ次第追いかけ回してキル、強制追放する奴がいる。そいつに見つからずにギミックを解いて抜け出せ。

3つ、いつ何が起きるかわからない、何があっても冷静に正しく判断するのが鍵だ。

4つ、このゲーム内にいくつか取り寄せ機が設置されている。それも使いこなせ。」

 


   カービィが、目をキラキラさせてヨダレを垂らしている。

 


カービィ(願い・・・ご飯いっぱい食べたい・・・!)

 


楠雄(こいつがどれだけの食いしん坊なのかは今一瞬で見抜けるぞ。というかこんな純粋で可愛いの初めて見た。)

 


マルク「分かったな。ゲームを始めるのサ!キャハハハハハハ!!」

 


マルクは、ホログラムの空助と共に消え去った。

 


   クラウド「よろしくな。」

 


   カービィ「よろしく!負けないよ!」

 


   妖夢「よろしくお願いします・・・。」

 


   まどか「よろしくお願いします!」

 


   のび太「よ、よろしく。」

 


   ノクティス「えっと・・・よろしく。」

 


   楠雄はお辞儀だけした。

   ゲームが、始まる。狂気のゲームが。

 

 

 

妨害

 

 

 

   クラウド「さて、どうする」

 


   妖夢「取り敢えずここから抜け出す方法を考えましょう。」

 


   楠雄(それもそうだな。動かないと何も始まらない。できる限り全員揃って脱出したい所だが・・・)

 


   カービィ「ねぇねぇ!君は斉木楠雄って言うの?名前が見えるよ、おもしろーい!」

   参加者は全員の名前が見えるようになっている。

   楠雄(呑気だな・・・)

   結局、別行動になった。

   カービィ妖夢と楠雄、クラウドとノクティスとのび太とまどかの二手に別れる。

   妖夢「君はどこから来たの?カービィ。」

 


   カービィ「みんなにも名前が見えるんだね!僕はプププランドっていう所から来たんだ!」

 


   妖夢「私は白玉楼から来たの。よろしくね!」

 


   楠雄(こんなことになるくらいなら単独行動の方が良かったな)

 


   妖夢「斉木さんは喋れないの?」

 


   楠雄(話を振ってきたか・・・もういい、やむを得ない。)

   その時3人の前に動く剣が現れた。こちらに対して敵対的らしい。敵が切りかかってきた。カービィは剣を吸い込んで防ぎ、妖夢は刀身が長い双剣で相手を押し返そうとしている。楠雄に向かって剣が切りかかってきたが、楠雄はそれを瞬間移動で回避、近くにあった小さいキューブをサイコキネシスで引き寄せ、それを高速で剣に向かって投げつけた!

   妖夢「すごい・・・!」

 


   カービィ「君は、だれ・・・?」

   なんとか敵を倒した妖夢と、緑色の可愛いらしい帽子に短い剣を持ったカービィが呆然としていた。

   楠雄はテレパシーで『僕の名前は斉木楠雄、超能力者だ。』とメッセージを送った。

   妖夢「超能力者、ですか・・・」

   カービィは目をキラキラさせている。

   楠雄(カービィの今見た能力だけでも十分すごいと思うが。)

   リリリリリ・・・

   全員に支給された通信機が着信音を発した。通達だ。

   『言いそびれていたが、このゲームは1回では終わらない。謎を解き、2回戦へ進出を目指せ。』

   楠雄(こんなのありか?最初に言っておけよ・・・)

 


   妖夢「はぁ・・・」

 


   カービィ「ごはんが遠くなるよ~・・・。」

 


   楠雄(こいつ食べ物のことしか考えてないな)

 

 

 

 


    ノクティス「はあ?マジかよ・・・」

 


   のび太「ええ!?嘘!」

 


   クラウド「ふっ」

 


   まどか「まあ言い忘れることは誰にでもあるけどね~。」

 


   一方、ノクティスたち4人組も友好を深めながら敵と謎に挑戦していた。

 


   まどか「えっと・・・2つ目の暗号機は~っと・・・」

   このゲームでは、暗号機を解く=謎を解くことが目的。それも7つだ。

   クラウド「あと6つか・・・・・・あれ、暗号機じゃないか?」

   のび太「流石クラウド!」

   4人は暗号機の方に走り、解読を始めたが、その時のび太が何かに気づいた。

   のび太「何、あれ・・・」

 


   奴はいったい・・・・・・?

   

 


凶器

 

 

 

   のび太「こっちに来る・・・!」

   よく見たら手には血のついたサバイバルナイフを持って、返り血の着いたダウンコートを来ている。ピエロのお面も付けていた。

   ノクティス「これやばくね?」

 


   まどか「逃げた方が良さそうだけど・・・」

 


   クラウド「逃げるぞ!!」

   4人は全力で逃げようとするが、のび太が追いつかれそうだ。ピエロは縄のようなものを取り出し、のび太を引き寄せた。そしてナイフを突き刺した!

   ナイフはのび太を貫通し、ピエロらしきものがナイフを抜いたと同時に、のび太は倒れた。服に血が滲み、床に広がる。ピエロらしきものは立ち去った。

 


   のび太「・・・?」

 


   ?????「のび太!いきなり消えちまってびっくりしたぞ!」

 

 

 

 


・・・ジャイアン

 

 

 

元の世界に戻ってる・・・。

 

 

 

 


リリリリリ・・・・・・

   ノクティス「のび太キル、追放。残り6人・・・」

 


   まどか「君の努力、無駄にしないよ・・・」

 


   クラウド「戻るか。」

   3人は元の暗号機の所に戻った。道中にのび太の死体がホログラムで残っていた。まどかはおもわず顔を覆った。あまりにも残酷な有様だった。血は残っていた。ノクティスはそれをスルーし、解読に向かった。

   ノクティス「いつまで落ち込んでんだ。気持ち切り替えねえと。」

   まどか「そうだね・・・」

 


   クラウド「ん・・・?」

   集団がこちらに近づいてくる。

   妖夢「逃げて下さい!あいつは【キラー】です!」

   カービィ妖夢と楠雄だ。その後ろにはさっきのピエロが追ってきている。

   ノクティス「ちっ・・・またかよ!?」

   全員逃げようとするが、楠雄は皆に『僕は構わなくていい』と伝え、サイコキネシスでキラーの足を動かないようにし、時間を稼いだ。その隙に楠雄を除く5人はキラーをまいた。

   楠雄(僕はこの後暗号機を1人で暗号機を3つ4つほど解読して殺られてそのあと燃堂とラーメンを食べてるのを予知した。だから死んでも元の世界に戻るという事だ。僕はこのままがいいという願いがあるからな。)

   楠雄は瞬間移動でその場を離れ、暗号機に向かった。

   楠雄(なんだ、全然簡単じゃないか)

   楠雄は安易に暗号を解読していく。そしていつの間にか暗号機は残り2つになっていた。

 

 

 

   妖夢「斉木さんはどこに行ったんでしょう・・・」

 


   まどか「戻ってこないね・・・」

 


   カービィ「『僕は構わなくていい』って言ってたけどまさか・・・?」

 


   ノクティス「まさかな。」

   リリリリリ・・・・・・

   クラウド「そのまさかだったか。」

 


   カービィ「斉木楠雄キル、追放」

 


   まどか「残り5人・・・」

 


   妖夢「斉木さん・・・なんであんなことを・・・」

 


   楠雄は追放された。超能力者がいなくなってしまった5人はいったいどうなってしまうのか?

暗号機残り2つ

生存者5人

 

 

 

意志

 

 

 

   まどか「道中敵が出てくるかもしれないけど、そこは私とノクティスが相手するから大丈夫!」

 


   ノクティス「ああ、俺の呼び方、【ノクト】でいいよ。」

 


   妖夢「親しくなった人もニックネームで呼ぶとなるとちょっとあれですよね・・・」

 


   カービィ「ノクトの方はどんな感じだったの?」

   5人は元の落ち着きを戻し、状況報告をしていた。

   ノクティス「ああ、俺の方は・・・」

 


   カービィ「いやああ!毛虫!怖いよぉ!」

 


   妖夢「また敵ですか」

 


   ノクティス「一狩り行っとくか!」

   毛虫のような敵が大量に襲いかかってきた。奴ら30体くらいだろうか。まどかも魔法で応戦する。

   カービィ「いやああああ!!」

 


   クラウドカービィ!」

   カービィはどこかに逃げようとしていた。それをクラウドが追いかける。

   ノクティス達は、敵に苦戦していた。さらに、まどかの背後にはキラーが!

   ノクティス「やっと死んだか・・・あれ、キラーじゃね?めっちゃ近いし!まずい、逃げろ!!」

   だが気づいた時にはもう遅かった。まどかはロープで縛られ引き寄せられ、そのまま地面に叩きつけられた。

   妖夢「逃げましょう!」

   妖夢とノクティスは逃げ出した。

 


   カービィクラウドスマブラ以来だよね!」

 


   クラウド「そうだな。でもここからなんとか脱出しなければ・・・」

 


   カービィ「絶対脱出する!って宣言すればいいんじゃないの?それが意志ってやつだよ」

 


   クラウド「意志、か。」

リリリリリ・・・

   クラウド鹿目まどかキル、追放。残り4人・・・」

 


   カービィ「ねえ!あれ暗号機じゃない?」

   カービィは解読に向かった。

   一方その頃、妖夢たちもちょうど解読に挑戦していた。

 


   カービィ「解けた!」

 


   妖夢「わかった!パスワード!」

   リリリリリ・・・・・・

   全員の通信機が、解読完了を告げた。4人は脱出口で合流した。

   カービィ「解読終わって、でどうするの?」

 


   妖夢「パスワードを入力するんだよ!」

   そう言って妖夢はパスワードを打ち込み始めたが、その近くにキラーが!

   カービィ「ねえ!キラー来てる!」

   妖夢は精神を研ぎ澄ませている。

   妖夢「大丈夫です、皆さん。私を信じてください!」

   キラーとの距離80メートル。

   ノクティス「マジでやべーぞ!ここまで来て全員死ぬとか!」

   キラーとの距離60メートル。

   妖夢「やばい・・・」

   キラーとの距離40メートル。

   カービィ「おねがい・・・間に合って!」

   キラーとの距離25メートル。

   扉が開いた!

   クラウド「出るぞ!」

   キラーとの距離10メートル。

   4人は全力を尽くして走った。ただただ走った。ひたすら走った。気づいた頃にはもうキラーはいない個室にいた。

   ????「あら、クリアしたのね、おめでとう。」

 


   妖夢レミリア!?」

 


   レミリア「そうだけど?まあ、まだ終わりじゃないからね。言ったでしょ?」

   レミリアはそう言い残してその場を立ち去った。

   妖夢「なんで・・・レミリア・スカーレット・・・」

 


   ノクティス「まだ2回戦あんのか」

 


   クラウド「まったく・・・」

 


   カービィ「そんなことよりお腹空いた~」

 


   結果

   1回戦1部

   抽選者7人

   追放者 野比のび太・斉木楠雄・鹿目まどか

   脱出者 

カービィ魂魄妖夢クラウド・ストライフ・

ノクティス・ルシス・チェラム